れるられる。

2001年8月30日
正しく言ってみて下さい。極力早く。

今日は昨日の予告どうり叔母達が来襲。
形見分けと言うよりなんだか服の押し付けあいになってました。
なんだかんだ衣装持ちでやんの、母のやつ。
結構見た事も無いスーツとかパンツとか
っていうかキテレツな服多いんじゃい。

しかし叔母達もなぜ40代くらいの女が
さらに当時の感覚でしかもその頃ですら派手な服を
現役25才のワタシに勧めるのか意味わかりません。

「あら、コレアンタ着れるじゃないの。」

奥様が授業参観でしか着ない様なエンジの上着。

「あら、コレサイズ丁度良いんじゃないの。」

何処に着てくんだってフリル付きのシルクのシャツ。
しかもタイつき。

「コレはアタシが作ったヤツなのよ。これ、アンタ履けるわよね。」

ハイ。履けます。スラックスですね。
でもこのサーモンピンクのスラックス。
何と合わせたら良いですか。ベストマッチングですか。

「コレは良い生地なのよー、とっときなさい。」

カシミア。うん。カシミア。確かに。
…サイズピッチピチなんですけどそのへんシカトですか。

あ〜も〜。
どーして想像できないか。
コレを着てアタシが町中歩いてたらオカシイと思わないのか。

や、絶対ヤツは気付いてたはずだ。
しかし捨てるのも勿体無いし
なんなら母親の形見ぞんざいに扱うつもりなの
ぐらいのイキオイだったんでしょう。
確かにわかる。
アタシだって母の服無闇に捨てたいワケじゃないさ。
でもその

ちょっとイタリアの街をイメージした柄が
5色以上の原色に近い色で全面に描かれ
ちょっと光沢のあるひらひらした素材の
しかも上から3つだけボタンが派手な物になっている
肩にタックの思いっきり入った

そのシャツは絶対にいりません。

どこで何の為に仕入れてきたんだ、母よ。
どうしてアタシの家族はみんなこうか。


今日は昼前に無理矢理起き某人と延々電話をしながらお片付け。
夕方に叔母達が来るというので必死でした。
なのに。ああなのに。
来たのは8時も過ぎ。
それは夕方って言いません。
Shall we dance?
違った。
Are you OK?

なのでそれまでは全く身動きが取れず
仕方なく母の服を引っ張り出してました。

上ではこんな事書いてますけど
実はこれらキテレツ服はほとんど貰いものだったよう。
まあ断われって話なんですが
大事にとっておいたらしい様子はわかりました。
そして全然使っていないのも。

あんまりこういった割とフォーマルなものを使う様な
派手な生活をしていなかった母の性格がよくわかります。

ホントに日々着ていた服は古くてよれよれで
仕事の汚れだらけで。
あとは靴下、下着類ばかり。
あー、ワタシが言うのもなんだけど
母は太っていなかったし歳に見合わない冗談も言ったりする
クレヨンしんちゃんをこよなく愛した
とても綺麗なヒトだった。
説得力無いですけどいや、まじで。
うん。どうだろう。まあいいや。

だからこんな畏まった服だってもっと着ても良かったのに。
全然着てないみたいだ。
もっと綺麗な服をプレゼントできるぐらいの甲斐性が
あたしに無くてごめんよ、母。

でも
なんだか下着も使って無いヤツが異常に多いのはなんでですか。


今日もきもち欄に「パンツはさすがに引き取ってもらえんかった」
が無いので泣く泣く「ふつう」で。
使って無いよーこれ絶対使って無いよー。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索