負けない系。

って何ですか。飲み屋にて。

今日はお出かけ。ルンルン。ウキウキ。
横浜でぶらりと
チーズ屋をひやかしたり
ブラジャーを選んだり
水虫の薬を選んだりしました。
あ、水虫なのは姉ですよ。

で、水虫薬の件です。

ブラジャー屋で
「まあ、色白いですねえ。美白ですね。」
と誉めてんだかなんだか良く分からない言葉を頂いた私は
それでも何となく気分を良くしたので意気揚々と薬局へ飛び込みました。
勢い店員さんへ。

「あの、水虫の薬が欲しいんですけど
　詳しく教えてもらえますか。」

痔の薬ですら女性向けバージョンの宣伝が流れる昨今。
どうして隠す必要があるでしょう。
まあおおっぴらにする必要も無いんですが。
とりあえず私のじゃ無い、と言っても
到底信じてもらえないと思ったので言いませんでした。
でもやっぱり恥じらいを見せた方が良いかと思って
ちょっとは言いました。

で、相談に乗ってくれたお姉様がまた
アイフルのコマーシャルに出演してる彼女の様な
清楚な人なんですよ。
そんなお姉様がそれこそんもう親身になって相談に応じてくれて。
水虫の薬選び。
あんまりに真摯に答えて下さるので私も思わず真剣に。
私のじゃ無いっちゅうの。

　「あの、ジュクジュクタイプなんですよ」
姉がですよ。心の声。
　「そうですか、じゃあこちらのクリーム状のものが…」

　「で、結構皮膚弱くて…」
姉がですよ。
　「じゃあメントール系じゃ無い方で…こちらですね」

　「色んなの試したいんですけど」
プレゼントなんで色々あげたいんですよ。
　「成分は変わらないので
　　1種類の薬を長期で試された方が効果的ですね」
　「はあ〜そうなんですかあ」

　「で、他に原因が有るかも知れ無いので
　　こちらのかゆみ止めも試されては」
　「あ、そうなんですか」
姉に伝えます。

　「じゃあ今はこの薬が一番信用できるんですか」
　「そうですねー」
　「じゃあこれで」


って言うか姉ですからね！水虫なのは！
私じゃ無いですからね！
心で叫び続けましたがその反面、
自分の中では言い訳が出来てるので
少々小声の相談はヒートアップしてました。
女二人で何やってんでしょうか。
隣にいた男性がひいてました。

カウンターに行ってまでも

　「お風呂マットとかからもうつるんですよ」
　「あ、でもマットは使って無いみたいなんですけど…」
姉の事だから分かりませんよ！

　「あとプールとか行かれるんでしたら…」
　「あ〜行ってますねー」
姉はプール行ってます。でももうすっかり私が犯人。

最終的にはものスゴイ心配そうな顔をしてそれこそ
がんばって下さいね！
とでも言い出しそうなトーンで送りだされました。

「何か有りましたら私、いつもここにおりますので
　またいらして下さいね！」

来ません。
2度と逢わない人だと思ったから相談出来たんですから。
っていうか水虫なのは姉なんです！！
みなさん、お姉様から連絡があったら
水虫なのは私じゃ無いと証言して下さいね。


んで後に友人と落ち合いました。
飲み屋へ。
今日それまで何も食べて無かったので
席に着くなり酒には目もくれずに食いまくりました。

で、その時の話なんですが冒頭の負けない系。

飲み屋にて隣のカップルの会話です。
男「ヤンキー系？」
女「そうそう、ヤンキー系。ヤンキー系。
　　っていうか負けない系？」
男「あー、負けない系ねー」

負けない系って何。


今日もきもち欄に「酒弱くなったなあ」が無いので
泣く泣く「ふつう」で。
サワー3杯で頭痛。